zabbix-twilio

インストール

1.スクリプトのインストール


Zabbixのアラートスクリプトディレクトリ内へzabbix-twilioディレクトリを設置します。

例:Zabbixのアラートスクリプトディレクトリが(/usr/lib/zabbix/alertscripts/)だった場合

/usr/lib/zabbix/alertscripts/zabbix-twilio

twilio-call.phpへ実行権限を付加します。また、logsディレクトリのパーミッションを変更。

chmod +x /usr/lib/zabbix/alertscripts/zabbix-twilio/twilio-call.php
chmod 777 /usr/lib/zabbix/alertscripts/zabbix-twilio/logs

設置したzabbix-twilioディレクトリ内にあるzabbix-twilio.phpスクリプトをPHPが動作するWEBサーバーのドキュメントルート(/var/www/htmlなど)へ移動させます。

例:WEBサーバーのドキュメントルートが/var/www/html/で/var/www/htmlへ設置する場合

mkdir /var/www/html/zabbix-twilio
mv /usr/lib/zabbix/alertscripts/zabbix-twilio/zabbix-twilio.php /var/www/html/zabbix-twilio/

   

2.twilio-phpライブラリのインストール


Twilioのこちらのページ内にあるtwilio-phpライブラリをダウンロードし、設置します。

# wget https://github.com/twilio/twilio-php/archive/latest.zip
# unzip latest.zip
# mv twilio-php-latest/ /usr/lib/zabbix/alertscripts/zabbix-twilio/lib/

   

3.スクリプトと設定ファイルの修正


下記ファイル(zabbix-twilio.phpとconfig.php)の設定値を適応修正する必要があります。

ファイル名:zabbix-twilio.php

// configファイル
require_once '<config.phpのフルパス>';

   

ファイル名:config.php

変数名 設定内容
$SCRIPT_DIR zabbix-twilioディレクトリのパス
$SCRIPT_URL zabbix-twilio.phpのURL(Twilioサーバーからアクセスできる必要があります)
$ACCOUNT_SID TwilioのACCOUNT SID
$AUTH_TOKEN TwilioのAUTH TOKEN
$TWILIO_NUMBER Twilioで使用する電話番号(発信番号)
$CALL_TIME 電話呼出時間(秒)
$MESSAGE_NOTICE 通知時に読み上げるメッセージ(マクロ $$MESSAGE$$1 と$$DIGITS$$2が使用できます)
$MESSAGE_RETYPE 確認キーが一致しない時読み上げるメッセージ(マクロ $$DIGITS$$2が使用できます)
$MESSAGE_REG_OK Zabbixへの登録がOKの場合に読み上げるメッセージ
$MESSAGE_REG_NG Zabbixへの登録がNGの場合に読み上げるメッセージ
$DIGITS 確認キー(1-9の数値で指定し、一致するとZabbixへ登録する。桁数はREGKEYで指定可能。)
$DIGITS_NUM 確認キーの桁数
$DIGITS_TIMEOUT 確認キーの入力待ち時間
$ZABBIX_API 登録を行うZabbixサーバーのAPI URL
$ZABBIX_USER イベント登録時に使用するZabbixユーザーの名前
$ZABBIX_PASS Zabbixユーザーのパスワード

  1. Zabbixのアクションで設定するメッセージにmessage:<任意の文字列>を指定したものと置き換えます。 

  2. config.php内の$DIGITS確認キーの値と置き換えます。